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猫屋不動産

不動産屋のブログ

買ってはいけない建売

このブログのアクセス解析をみると、『パワービルダーの家』というのがよく読まれているようだ。

だったら、補足という意味であくまで私見だが『買ってはいけない建売』とはどういう物件かを説明しよう。

 

今の日本は既に家余りだ。

空家が社会問題化している。

でも空家になるのは、山の上とか僻地に建つ家だと思い込んでいる人が多い。

だがどんな家でも空家化する可能性がある。

下記のような家が特にそうだ。

  • トイレが階段下にある。
    これから少子高齢化が進むが、問題は介護だ。
    介護でも一番厄介なのがトイレだ。
    入浴と違い1日に何度もある。
    便器に座らせるのが一苦労だろう。
    でも、トイレが狭いとできない。
    当然リフォームということになるが、トイレが階段下にあると全く拡張性がないのだ。
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  • 寝室が2F
    以前住宅の1FはLDK+和室が多かった。
    その和室も6帖+収納か床の間。
    大体に延床で30~35坪くらいだった。
    最近の建売は精々27~8坪、和室も4.5帖の置き和室くらいで収納が無いのも多い。
    介護は、基本1Fだ。
    2Fまで高齢者を連れて行くのは大変だ。
    風呂もトイレも食事も1Fが基本。
    だから介護室(寝室は)は1Fに欲しい。
    つまり平屋だ。
    でも最近の建売では無理だ、狭い。
    これはパワービルダーの家に限らない。
    大手HMでも同じ事が起こっている。
    原因は建築費の高騰。
    だから家を小さくせざるを得ない。

最近の家はリビング階段が多い。

理由は家族の出入りが解かるから。

でもデメリットは大きい。

リビング階段は煙突と同じ。

熱が逃げる。

高齢者住宅ではこれは致命的だ。

でも廊下がなくなるからその分リビングを広くできるし、家を小さくできる。

 

トイレ介護のリフォームもできず、階段で上り下りしなければならず、冬寒いリビング。

このような家はこれからの高齢化社会では淘汰される。

淘汰されるのはいいほうだ。

売却しようにも買い手がつかない。

住みにくいから。

 

でも売ることができるなら、その分マシだろう。

もし新築購入時に頭金0なら、売値より残債が多くなるのがほとんど。

つまり別に借金しないと売るに売れない。

ではどうするか?

貸家にして、自分たちは安いアパートに住むしかない。

でもそんな貸家が増えれば家賃も下がる。

そうなれば貸しても金詰まりだ。

挙句、自己破産・競売となる。

 

家を買うならよく考える事だ。