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猫屋不動産

不動産屋のブログ

諸悪の根源はサービス残業である。

興味深い記事があった。

koto1.com

日本人の睡眠時間は世界的にみてもトップレベルの短さそうだ。

逆に日本人の生産性は先進国で19年連続最下位である。

 

ハウスメーカーに勤めていたころ、とにかく残業が多かった。

慢性的な睡眠不足と過労で、顔はいつも土気色だった。

その後、某大手不動産会社に移った際、夜7時には自宅で夕食を取ると決めた。

乞われて入社したとはいえ、先輩社員や上司をしり目に、夜7時前にはとっとと帰るのは抵抗がある。

風当たりはきつい。

でも文句はいわせない。

何故なら社内のセールスコンテストで全国1位になった事もあるからだ。

そして独立。

一人事務所で事務員を雇う余裕もない。

だから、とにかく事務の合理化を考えた。

例えば顧客情報を一度入力すれば引き渡しまで再入力する必要がない、そんなフォーマットを作ったりした。

おかげで時間に余裕のある日々を送れた。

 

諸悪に根源はサービス残業である。

サービス残業=ただ働きだ。

経営者にはありがたい。

だから進んでサービス残業をする社員は重宝される。

自分や家族の時間を犠牲にしてまでただ働きするのは偉い!

だから出世する。

出世した社員は部下に同じことを強要し、より高い地位を目指す。

 

残業をしなければこなせない程、仕事があるなら労働生産性は上がるはず。

でも現実は先進国で19年連続最下位。

つまり仕事はない。

仕事をするふりをして、上司の顔色を伺い、机にへばりついているだけだ。

仕事はこなして当たり前、評価されるとすればただ働きも厭わない忠誠心だ。

 

だから経営者や経営者に近い連中は残業しない。

自分自身に忠誠を誓う事はないし、それを評価するのも自分自身だからだ。

そして「仕事がないなら早く帰りなさい」と言いながら、とっとと帰る。

その言葉を真に受けて帰ると勤務考課はマイナスになる。

仕事はなくても残業をしなければならない。

だから生産性は上がらない。

 

本当に残業をしなければならない程、仕事が忙しいなら人を雇えばよい。

つまりシェアだ。

忙しい時だけ雇えばよい。

野党ならOBだ。

定年退職したが、仕事の関してはベテランである爺婆を雇う。

1日1時間でも8時間でも良い。

年金を貰っているだろうから報酬は小遣い銭くらいでも良い。

最低賃金以上であれば良いと思う。

 

「それではやっていけない、倒産する」と経営者は言う。

仕事が定時では廻らない程あるのに、サービス残業をさせないとやっていけないならそんな企業に存在価値はない、つぶすべきだ。

そんな企業のほとんどは、経営者が仕事をしていない。

経営者は社員の3倍は仕事をすべきである。

 

このままでは女性の社会進出は無理だと思う。

能力ではなく残業するかどうかで評価するのだから、家事を押し付けられている女性は評価されない。

家庭を顧みず、サービス残業をすることで出世してきた管理職には、能力で評価などできない。

 

もうサービス残業非正規雇用に頼るのは止めにしたらどうだろうか?

経費節約もよいが、それから生じた利益を社内留保で貯め込むから、何時までたってもデフレなのだ。