読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

猫屋不動産

不動産屋のブログ

サテイ

www.youtube.com

エリック・サテイのグノシエンヌ(Gnossiennes)第1番です。

 

今回は査定のお話である。
最初にグノシエンヌ第1番を紹介したのは、査定とサテイを引っ掛けたのではない。
この曲の持つ不条理で物悲しいメロディが、今から語る内容にぴったりだからだ。

 

先日、査定に行った。

査定を依頼されたのは2社、猫屋と若造が担当のA社である。

査定が終わり、日を改めて査定金額を提示する。

すると、

 

売主「えっ!こんな金額?安くたたいてるんじゃないですか?」

猫屋「いいえ、3ヶ月以内で売れるだろうと思われる額を算出しています。」

 

不思議な話だが高く査定したほうが喜ばれるし、仲介を任される。
見積ならその金額を保証するものだろうが査定は予測にすぎない。決してその価格以上で売れると保証しているのではないのだ。

 

売主「安くたたこうとしているのでは?」

猫屋「買取するなら安いほうが良いでしょうが、今回は買取は考えてないでしょう?」

 

実は安く査定するのは勇気がいる。
間違いなく喜ばれないからだ。
そして、仲介を任されない可能性が跳ね上がる。

 

売主「取りあえず猫屋さんのは解かりました。A社さんのも見てみます。」

 

数日後、売主から電話

売主「検討した結果、猫屋さんに仲介をお願いしようと思います。」

猫屋「ありがとうございます。ところでA社さんはどうでした?」

売主「査定価格は猫屋さんと変わらなかったんですけど、、、」

猫屋「?」

売主「査定価格があまり変わらなかった事をA社さんにお伝えしたら、、、」

猫屋「?」

売主「『解かりました、では査定価格に200万上乗せしますので』と言われ、、、」

猫屋「??」

売主「『仲介契約を結んでください』と言われました。」

猫屋「???」

売主「相手にするのも馬鹿馬鹿しくなり、、、断りました。」

猫屋「------」

売主「----------」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

猫屋「なるほど、とんだ災難でしたね。まあ悪い犬に噛みつかれたと思って、、、」

 

ほぼ査定価格で売り出されたこの物件、約2週間成約したのだ。