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猫屋不動産

不動産屋のブログ

情報ビッグバンと不動産屋

この前、TVでえらそうな人が、今は情報ビッグバンの時代だと言っておった。

注):えらそうなとは尊大な人と言う意味でなく賢そうなという意味。ちなみに猫屋はえらそうでなく、エロそう、らしい。

 

情報ビッグバンとは下記のリンクを読んでください、、、読めるものなら、、、

bb ビッグバーン=ibb 情報ビッグバーン

リンクした本人が1行目で挫折した(では何のためにリンクしたのか?)のだから、えらそうなことは言えんが、誰でも簡単に情報発信できることで情報量が膨大になったということであろうか、、、

 

そういう意味では情報ビッグバンは不動産屋に大きな恩恵をもたらした。

 

昔、部屋を借りようとか、家を買おうと言うときは、近くの不動産屋のガラス戸を見に行ったと思う。
そう、ガラスにぺたぺた貼ってる物件資料を見に行ってた。
不動産屋の広告と言えば、まずこれである。
店頭以外での広告といえば新聞広告、ちいさな囲みの中に最低限の事が書いてある奴だ。
でも掲載料は1件につき2~3万、あのサイズで。
チラシを作ると制作料込みで20万~30万。

零細不動産にとっては高額で、頻繁にできない。

 

そんな時代、大手が宮沢りえちゃんをひっさげて市場を変えた。

www.youtube.com


つまり、資金力(宣伝広告力)のない中小零細業者の売(貸)物件情報を集めて、大手がその資金力に物を言わせてチラシなどでガンガン宣伝し売(貸)る、という図式(片手取引)が定着する。

やがて、この図式は大手自体が直接売(貸)物件情報を入手して売(貸)る、という図式(両手取引)に変わる。
元々知名度があるし、大手は安心という信仰があるから、苦労しなくても物件は集まる。

 

ところがネットの普及がそのような図式を変えていくのである。

 

ネットは町の爺婆零細不動産でも全世界に安価で情報発信することを可能にした。

それまではお金がないから大手に売って貰っていたのだが、もうその必要はない、自分とこで売れるのだ。

逆にネットで買主情報を入手、逆に大手の物件を売る事もできるようになる。

まさに情報ビッグバンである。

 

困るのは大手だ。

大手は固定費が高い。
だから常に一定以上の利益を効率的にあげていかなければならない。
何が効率的かと言えば、そりゃ売主・買主両方から手数料を取る両手取引。
片手なら倍は売らないといけない。
だから自分のところの物件は売らせたくない。
でも今まで、爺婆零細不動産を売ってきたので断れない。

でも断わりたい。
それで考え付いたのが問い合わせが来たら、商談中とウソを言って断る事。
売主にしてみればせっかくの売れるチャンスを業者のエゴで逃してしまう。

これを『囲い込み』と言う。

 

それにくらべりゃ猫屋なんぞ、なんと誠実な業者であろうか!
(固定費が低いから片手でも充分食えるだけの事だけど。)

 

よく大手だから安心というお花畑状態の客がいる。

固定費が高いということは稼がなければならない。
だからみんな必死。
ノルマ追及が酷いのだ。

だから売却を依頼されても売りにくいと解ったら見向きもしない。
売主がもっとまじめにやれと文句を言うと、

『では、売出価格を下げましょう。』

 

でもこれは大手だけではない。
急成長した中小業者にも言える事だ。
むしろ今は中小業者のほうが酷いかもしれない。